■家の老朽化に伴い、「階段の段鼻」の角がとれ「少し丸く」なってきたら、
滑りやすくなります。その結果、慣れた階段でも滑って踏み外したり、
滑り落ちたリして、思わぬ事故を起こしてしまいます。
対策として、「段鼻」に特化して格安でできる補修方法を考えてみました。
■階段のリフォームでは
①「掛け替え」②「塗り替え」③「重ね貼り」とかの工事をしますが
①大掛かりな「掛け替え」工事は工期もかかり、2階への移動も困難
となります。
②また「塗り替え」とカーペット敷を併せた補修等では中途半端となります。
③「重ね貼り」は「掛け替え」工事と違い既存の階段に部材を貼り重ねていく
方式ですが、いずれにしても「工期」「部材」の価格の面で少なくとも
・工期:「掛け替え」3~4日; 「重ね貼り」1~2日
・部材費用:「掛け替え」17万円~19万円; 「重ね貼り」13~15万円
が相場となります。
■ここでは「滑り止め」に特化して「安全確保」に注目し、補修部材のみで
6,000円余りの安価な価格で、かつ短時間で老朽化住宅に高額な費用を
投資したくない場合には参考になるかと思います。
・方式としては、「段鼻」にアルミL型材を貼りつける施工を紹介致します。
【特徴】
・アルミ厚が0.8mmであるため踏板との段差が感じられないため踏板との一体感
を得られます。
・下記の事故要因があっても(「照明不十分」「夜暗くて」「昼間でも暗くて」)
アルミ(例:シルバー)の反射発光があり踏み板位置や階段の段鼻の確認が容易で
足元の位置確保がより確実になります。
・アルミL型アングルの角(段鼻部)が木とは相違する独特の(スリッパ:足裏)
グリップ感を足に与えます。
【参考】http://www.kokusen.go.jp/kiken/contents238/index.html
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